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2014年11月20日木曜日
木の葉が色づき紅葉が見ごろとなってきました。
天気も良いのでご入居者と紅葉狩りに。
美濃市の大矢田神社もみじ谷へ行きました。
かつては地元の人しか知らなかったのですが今では観光バスが何台も来るようになりました。
本殿までの長い階段を登り切れるか?と思いましたが見事に登られました。
空気も清浄な感じでとても良い気分転換になったとお喜びでした。

写真は大矢田神社山門

2014年10月22日水曜日
人間年齢を重ねると自分自身について「社会の役に立っていないのでは」
という気持ちが強くなるようです。
今、各地の高齢者施設ではご利用者、ご入居者の社会貢献活動を推進しています。
つまり世の中のお役に立っていただきます、という活動です。
どんな方でも貢献はできます。
当施設ではぞうきんを作って地元の小学校に寄付するという活動をしています。
ぞうきんは小学校では必需の消耗品で寄贈は大変よろこばれます。
高齢者の方々の作るぞうきんはしっかりしていて使いやすいと評判です。
何より小学校での贈呈式に臨まれた時の皆さんのとてもうれしそうな表情が素晴らしい!
高齢になっても人が喜ぶことに貢献できるというのは非常に大きな生きがいにつながります。

2014年9月29日月曜日
御嶽山が噴火しました。
下呂温泉に行ってらっしゃったお客様がいて心配していましたが
「何ともなかったよ。天気も良かったし」とのことで一安心です。
今回は長野県側の被害が多く岐阜県側は被害がなかったそうです。
濁河温泉も岐阜県側でまったく被害はなかったそうですが山頂付近では多くの方がいまだ救助を待っており予断を許しません。
昔、私も白装束で登ったことがありますが、古くから霊場として信仰の対象となっている山でした。
ここ各務原市からは100km近く離れており、噴煙も見ることはできませんでした。
爽やかな登山となるはずだったのに一転して大惨事になってしまうとは本当に大自然の力を侮ってはなりません。
一刻も早い救助を祈るばかりです。
2014年9月25日木曜日
私が関わっている「なくそう子供の貧困ネットワーク」メンバー宛にNHKの山田様よりメールが来ました。
いまどき十分に食事もとれない子供がいるとは日本は本当に先進国なのかと本当に驚きですが一人でも多くの方に現状を知っていただきたくブログに載せさせていただきました。
本日夜の放送ですが是非ご覧いただければと思います。
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お世話になっております。
NHKのディレクターの山田香織と申します。
ネットワークのみなさんにも取材にご協力頂きました番組が、
9月25日の夜、放送されます。

総合テレビ 19:30~19:56 
クローズアップ現代
「おなかいっぱい食べたい ~緊急調査・子どもの貧困~」
http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/#3556

今回、NHKでは、NPO法人フードバンク山梨、新潟県立大学と協力し、
生活困窮家庭の子ども達の食生活について、アンケート調査を行いました。

今回は特に、食べる事さえままならない子ども達の厳しい現状に焦点をあてること
で、
子どもの成長の土台となる生活そのものを支えることの必要性、重要性を
多くの方々に知っていただければと思っております。
後半では、栃木県大田原市の給食無料化の取組や、
東京都豊島区の「子ども食堂」の取組をご紹介させていただいています。

取材へのご助言、ご協力をいただいたみなさま、
本当にありがとうございました。

ぜひ、ご覧頂き、ご意見、ご感想などお寄せ下さい。
よろしくお願いいたします。


NHK制作局 
ディレクター 山田香織
2014年8月11日月曜日
パソコンの調子が悪く更新が滞ってしまいました。
先日マジシャンの将魔さんのお招きで各務原伊木山ガーデンで開催されたマジックショーに。
ゲストはマギー審司さん。
耳がおっきくなると超有名な芸を惜しげもなく披露してくれました。




2014年6月24日火曜日
先週の日曜日はたくみの会プライベートセミナーで大阪でした。
今回ハリウッド俳優の方が参加されました!
しかも岐阜市が実家!「ラストサムライ」「パールハーバー」などハリウッド映画に100本近く出演されています。岐阜にハリウッド俳優がいたとは驚きです。
エイジ・イノウエさんという方で4年前からネット映像でたくみの会を見ており帰国したら是非参加したかったということでした。
今回3週間の帰省でセミナー開催とタイミングが合ったため特別参加となりました。
格闘技や武道のインストラクターもされているイノウエさんのリクエストで今回は武術的な
動作や演習がメインになりました。
そして木刀と杖(じょう)を使った演習でのとき、杖を木刀で払ったつもりが突き進んできた杖をよけきれず左目にあたってしまいました。
涙が止まらず翌日眼科にいったら角膜剥離で全治1週間。眼底には異常なく大事にはいたりませんでしたが左目がほぼ見えない状態でブログ更新が遅れました。
というよりは1時間に1回の点眼が非常に大変でした。
セミナーメンバーには医師が数人いましたが、それぞれ小児科医、内科医、外科医で眼科は一人もおらず氷で冷やすという手当だけしてもらいました(誰でもできるやん!)
イノウエさんは先生になすすべもなくコロコロ転がされて「あの映像はヤラセではなかった」と感動して帰られました。
それにしても至近距離とはいえ一瞬気を抜いて避けきれなかったとは・・・・そちらの方がショックでした・・・・

2014年6月3日火曜日
今日はフルートの生演奏を楽しみました。
毎月開催されている誕生会のアトラクションです。
生で直接観賞するというのはまったく感動が違います。
今回「柴の折戸」という曲名がプログラムに載っていて、「どんな曲だろう?」
と思っていたら「あ~この曲!柴の折戸という題名だったのか!」
日本人なら聞いたことが無い人はいないはずの子守歌
というより子守歌といえばこれ以外は知らないという人も多いのでは。
映画「大奥」でう乳母が「柴の折戸をうたいましょう」というセリフがあるそうです。
また一つ勉強になりました。
2014年5月28日水曜日
4月に退去されたご入居者のご家族が今日いらっしゃいました。
先日亡くなられご挨拶に来てくださったのです。
1年間ですがこちらに入居できて夢がかないましたと息子さんに言われました。
息子さんは涙ぐんでいました。
「夢がかなった」というようなお言葉は初めていただいたので少し驚きました。
私たちにとっては普通のことでもご本人にとってはかなえたい夢だったということは往々にしてあります。
この仕事をやっていて良かったと思う瞬間です。
2014年5月24日土曜日
本日は年2回の法定防災訓練を行いました。
通報、避難誘導の訓練ですが実際問題として体の不自由な高齢者を素早く非難させることはかなり難しいです。
そのため「火災を出さない」ということにかなり重点が置かれています。
火災による死亡はほとんどが煙による窒息ですのでその対応に重点をおきます。
普段の安全管理の徹底がイザというときに生きます。
日本における高齢者施設の防災基準はかなり厳しく、カーテン類はすべて防炎加工
消火設備や火災警報装置も各階各部屋に備え付けなければなりませんし火災がおきたときに逃げ込めるスペースも確保しておかなくてはなりません。
もちろん建物自体も木造は不可です。
火の気のある場所も厨房に限定されており分厚い壁で固められています
それでも万一の事を想定しておくのが危機管理の基本。
数年前に群馬県で無認可の老人ホームが火災になり多くの犠牲者が出ました。
防災にはコストがかかります。手間も時間もかかりますがおろそかにできません。
韓国のフェリー船事故はトップがその意識が無かったという点で上記のホームと同じ本質の問題です。
 

 





2014年5月23日金曜日
白神康信先生を岐阜にお迎えして第1回のフィジカルマネジメントセミナーを開催しました。
当社職員のみならずケアマネージャーの方もお呼びしての介護動作セミナーでした。
まったく筋力を使わないのに人を自在に動かせるという(実は本人が動いている)この理論は介護業界に大きな風穴を開けるでしょう
介護動作によって腰痛になる人は皆無となるはずです。何より介護される側の人がとても楽で心地よく、ストレスが無い、というのが素晴らしいことです。
「介護は対決ではない」
拒否のある方や体重のある方に対して「挑む」という姿勢では対決になってしまいます。
相手に「癒し」を与え、本能に訴えて体が持つ本来の機能を呼び覚ますというフィジカルマネジメント。会場は常に笑いにつつまれて受講生の顔が皆晴れやかになってとても良かったです。
また2,3か月後に行いたいと考えています。
☆フィジカルマネジメントは映像が公開されています。

2014年5月22日木曜日
第72期名人戦第4局が千葉県成田山新勝寺で行われ、羽生善治三冠が勝ち、4勝0敗で名人になりました。
これで第7戦を観戦するツアー計画は自動的に中止となりました。
しかしあるご入居者様より
「就位式に行きたいので手配してほしい。他の人も行きたいそうだ」というお言葉が。
タイトルを取ると就位式というのを開催します。たいてい東京都内の一流ホテルで行われ、
一般のファンも会費を払って参加することができます。
タイトル保持者のみならず多くのプロ棋士が出席し、ファンと交流する企画もあり将棋ファンには大変人気です。
私も昔東京に住んでいた頃に谷川浩司九段のタイトル就位式に参加したことがあります。
普段会うことのできないプロの先生達に指導対局を受けられたり、食事と記念品(大体扇子)付きで7~8000円くらいでした。今なら一人1万円くらいでしょうか。
東京ですから移動も宿泊もそんなに大変ではないと思いますが将棋界きってのスター棋士である羽生名人の就位式ですから申込者多数と予想されます。
就位式のスケジュールは突然発表されあっという間に希望者で埋まってしまうのでこれから毎日将棋連盟のホームページをチェックしなければなりません。
しかし生の羽生名人を見たいし400年以上の歴史のある名人位就位式を一度は見てみたいという思いは非常に理解できますので何とか頑張ります!
2014年5月21日水曜日
今日のお昼は皐月会席でした。
・豆の三重奏
・鰹のたたき
・新玉葱と桜海老のかき揚げ
・菜の花ちらし
・筍とじゅんさいの吸い物
・プチアイスクリン
というメニューで大好評でした。
しかし私には当たりませんでした・・・・
2014年5月17日土曜日

ホームの模様替えを行いました。
花と植物と吉岡浩太郎さんの絵画をたくさん配置しました。
気が付かれない方もいらっしゃいましたが「明るくなった」「キレイ」
と概ね好評でした。
吉岡さんの絵は風水画としても人気が高くそういえば何となく雰囲気が明るくなったような気がします。やさしくきれいな色使いで皆様に好評でした。
 黄色い華やかなバラ 













































2014年5月12日月曜日
土日は業界団体の勉強会で東京へ。
議題は介護保険制度への提言として現場から発信すべき制度提案をまとめること。
次年度は介護保険改定の年だからです。
現在国で審議されている内容はまたしても問題先送りと財政負担軽減のためのとってつけたような方策(あくまで個人的見解です)
国の借金は1000兆円を超え、少子高齢化とずーっと前からわかっているのに抜本的な対策をだそうとしない(出せない)
年金支給をまたまた75歳までに延ばすって・・・
政治家も官僚も「ヒトゴト」のような気がしてなりません。
介護の現場に携わっている人々と話すとその温度差は歴然と感じます。
消費税アップの分は社会保障に回すって本当なのでしょうか?
思えばこの国には責任者がいないのでは?
「自分の任期の間だけは何とかやり過ごそう・・・」と官僚も政治家も心の底では思っているのではないのでしょうか?
介護職員の待遇は景気の回復とともに他の業種と比べその劣悪さがクロースアップされることになります。
介護サービスは生産性が低いからというのがその理由だそうです。
「おまいらはこれくらいで十分だろ?」という心の声を報酬改定の度に感じてしまいます。
いくら良いサービスを追求してもそれで報酬が上がるわけではありません。
他者の善意に頼る政策はもういい加減に止めるべきです。
ではどうすれば良いのか?その提言をまとめつつあります。
強烈な痛みも感じますがいつかは通らなければならないのです。
それを断行する勇気と実行力が国のかじ取りをする人物には求められます。
すべての人の要望や利害を同時に達成することはできません。
今回それを強く感じました。

2014年5月9日金曜日
将来的に人口が減り、2040年に消滅の可能性がある市町村が発表されました。
岐阜県は県内で非常に偏りがあり、ランキング上位の市町村は確かに過疎化が進んでいるなと思うところばかりでした。
東京都豊島区が入っていたのは驚きましたが我が各務原市は人口は増えています。
住んでいるときは気が付きませんでしたが非常に住みやすいと思います。
物価(地価)もまだそんなに高くないし不便さもありません。
以前岐阜市から見学にこられた方が「緑が多くてキレイな街」とおっしゃっていました。
たしかに一人あたりの公園面積は全国屈指ですし、国からの交付金をもらっていない数少ない市町村の一つと聞いています。
市の財政が良いということは住民サービスが良いということにつながり住みやすさにつながるのでしょう。
私は北海道、東京、大阪と住んできましたが各務原は住みやすいと思います。
理由は「これといった欠点が無い」ということです。
水は美味しい、物価は安い、混雑していない、自然が豊か、かといって田舎すぎるということもない。
大学を誘致したことにより若い人が多いのも活気が出る原因でしょうし昔ながらの落ち着いた街もあり、バランスの取れている場所と思います。
たまに見学にこられた方が「昔はものすごい田舎だったんだけどね~見違えたね」
高齢の方は情報が昔のまま、ということが結構あるのでそういうことがよくあります。
このホームとイオンタウンが建つ前は野生のキジが生息していましたし、私が子供の頃はこんな田舎は早く出て都会に行きたいと思っていました。
やはり故郷は良いもので、ご入居者の方にとっても第二の故郷と思っていただければと思います。
2014年5月7日水曜日
たくみの会セミナー参加のため滋賀県草津市へ行ってきました。
今回もいろいろ感銘を受けましたが仕事に関係する事例では
「介護が相手との対決になっていないか」という先生の一言でハッとしました。
相手をどうにかしようとすれば対決になってしまう。
当然相手も抵抗する。
抵抗しなくとも相手は少なくとも楽ではないし快適ではない。
「自分もラク、相手もラク」というのがたくみの会の介護である。
そのためには相手と一体化する。
それを実現するのがまさしくフィジカルマネジメント
介護の動作がそのまま相手に対するリハビリになるという驚異のシステムですが
先生曰く「それが普通なんです」
参加を重ねるごとに体が緩んでいくのがわかる。そして私と接する人々も緩んでいっているのがわかるようになった。
そして「この人ウソ言っているなあ」というのがわかるようになった!(正確には体が感じる)
意識ではなく「内観」で物事を見るようになるからなのだろうか
先日大手経営コンサルタント会社のセミナーに出席したが講師が本心からそう思っていないことを延々と話していることが敏感に感じ取れた。
そして自分がウソを言えなくなってしまった。
思ってもいないことを言うと体が拒否してしまうのだ。悪寒が走るようになってしまうのだ。だからストレートに本心を言うようになってきたが不思議と摩擦が起こらない。
ビジネスをする上ではこれはマイナスではないかと思ったがそんなことはないとのこと。
「相手の体に受け入れられているから、うわべだけの軽い言葉は体が受け付けないから、相手のことを想い、真実を発すれば必ず受け入れられます。受け手は万能なのです」
「受け手は万能」これも非常に感銘を受けた。同じメンバーの小児科医の先生もこれに感銘していらっしゃった。
人間は相手のすべてを受け取ることができる。なのに受け取らないで遮断することのなんと多いことか。
2014年5月4日日曜日
4月29日から5月6日限定で陶芸体験イベントがあり、ご入居者3名と体験に
ゴールデンウィーク期間の企画なのでしょうが1日は平日ということもありすいていました。
初めてのろくろを使った陶芸体験に皆さん結構喜んでいました
私も楽しませていただきました。
ろくろを使いこなすのは難しいと思っていましたがわりとすぐにコツがわかりました。
指導員の方がとても教え上手ということもありましたが。
写真はご入居者の方の作品です。かなりきれいに出来ていると言われとても嬉しそうなご様子
岐阜は古来より焼き物が盛んな土地ですがなかなか体験する機会はないものです。
この後焼いて乾かしてを繰り返して出来上がるのは6月中旬以降とのこと
手間ヒマかかるのですね。

2014年5月1日木曜日
インターネット閲覧ソフトに不具合があるので使わないでくださいという警告が世界中に出されました。
ご入居者数名から「どうしたら良いのか?」と問い合わせがありました。
パソコンを使っている方が結構いるもんだと思いました。
グーグルクロームのショートカットを作成し、お気に入りもインポートして差し上げました。
しかし最新バージョンであっても対処できないおそれがあるというのはびっくりです。

2014年4月30日水曜日
たくみの会で行っているフィジカルマネジメントを使ったリハビリが本格的に始動します。
現在これを行っているのは白神門下生のドクターが開業しているクリニックのみです。
人間の体は「できるか」「できないか」の2つしかない、というのがフィジカルマネジメントの立場です。
少しでも機能が残っていれば必ず「できる」しかし機能が完全に失われていれば何をやっても「できない」
フィジカルが「できる」状態にあるのならば瞬時にできる。
本当だろうか?それではリハビリは何のためにやっているのだろうか?と思ったものでした。
しかし既存のリハビリも実はフィジカルマネジメントを基本的なところでは使っている・・・
脳が命令を出す機能がなくなっても体にシグナルを与えれば動く。脳からの指令とは別のルートを使うと瞬時に体がうごいてしまう。
自分自身がゆるむことによって相手に癒しとケアを与え、体に影響を及ぼすという驚異の(本来これが普通だそうです)この方法は従来の介護観やリハビリ観を変えてしまうかも?
楽しみです
2014年4月29日火曜日
先日宝塚ツアーを行いましたが、将棋ファンの入居者様から
「名人戦を観戦したい」とのリクエストが
名人戦は7番勝負で全国各地で行います。
前夜祭や解説会などのイベントが開催されツアーもあるほどです。
羽生善治三冠や森内名人を生で見ることができ、プロ棋士とも交流できます。
対局結構有名人ゲストも来たりして将棋好きにはたまらないでしょう。
今期(第72期)の開催地を調べると一番近いのは山梨県でした
しかし問題が一つ。山梨県での対局は第7戦なのです。
名人戦は日本シリーズと同じで先に4勝すると終了します。
今期は羽生三冠がすでに2勝0敗と大きくリードしています。
残り4戦で森内名人が3勝、羽生三冠が1勝のときのみ第7戦が開催されます。
山梨県以外の開催地は佐賀県、島根県、千葉県、山形県なので移動が負担になります。
悩ましいところです。
2014年4月28日月曜日
盛岡で山火事が発生したそうです。
ここ各務原の権現山でも12年前に大規模な山火事が発生しました。
当施設もオープン前で職員研修をしている最中の出来事で辺り一面に煙が立ち込めて大騒ぎでした。
焼けた灰は遠く名古屋市内まで飛んで行きました。
名古屋に住んでいる叔父が「朝玄関を開けたら黒いススみたいなのがたくさん落ちていたよ」
と話していました。
10年くらい前にボランティアで植林のお手伝いしましたがその当時はまだ一面焼け野原でした。
現在はかなり緑を回復したようにも見え、ホームからもキレイに山並みが見渡せます。
これから新緑の季節を迎えますが自然の回復力はすごいものだと感じます。

2014年4月26日土曜日
ご入居者様の眼科送迎で名古屋の金山へ。
この近くには有名な最中のお店があります。
スタッフから「今日名古屋ですよね~」と期待と催促の視線を感じたので名古屋尾頭橋、不朽園
へ行きました。
いつも混んでいますがここまで買いに来る価値はあります。
甘さあっさりで2,3個は一気に食べれます。
お土産にもいつも大変喜ばれます
なんだか不朽園の宣伝みたいになりましたが本当に美味しいです。
店名も「不滅だ」みたいで良いです。
最中以外は普通です。
2014年4月25日金曜日
現在パルクドフレールは内装を全面改装しています。
そしてお花と絵画でホームをいっぱいにしようと思ってます。
そんなときネットで大人気の版画家吉岡浩太郎さんという画家を発見
さっそく7点ほど取り寄せたらとてもキレイで観る人の心を和ませるすばらしいシルクスクリーン版画!しかも風水に効果があり運気が上昇するとか。
それよりも何よりも驚いたのは偶然出会ったこの版画家さんが各務原市に住んでるということ!
こんな偶然があるのだろうか?さっそくアトリエに電話したら吉岡さんご本人が出られました!
「もっと良い絵がたくさんありますから是非アトリエに来てください」とのお話をいただき来週行くことに
こんな偶然あるのですね!
↓ 吉岡浩太郎さんの作品の一部です。もっとキレイな絵もあります。






















2014年4月21日月曜日
宝塚歌劇が創立100周年だそうです。
宝塚ファンのご入居者様が何名かいらっしゃり、本日宝塚歌劇観賞に行かれています
昨日有馬温泉の会員制ホテルに宿泊し、本日午後の公演観賞というスケジュールです。
苑長(母)と家内が引率し私は仕事がありますので留守番ですがチケット入手が大変でした
特別なルートでお願いしてやっとSS席を確保できましたが長年宝塚ファンの家内にすべてやってもらいました。
私はわかりませんが宝塚というのは本当に熱心なファンが多く年齢層も非常におおいですね
2014年4月17日木曜日
昨年末までは満室でしたが2月~3月にかけて空室が数部屋できました。
季節の変わり目はやはり体に何らかの負担をかけるのでしょう。
お部屋の見学が可能となりましたので4月26日から見学会&相談会を開催することとなりました。
朝日新聞主催シニアセミナーご参加の方にはご案内を差し上げています。
当社の見学会は変わっていて、こちらからはホームの説明やアピールはしません。
皆様のお悩みやお困りごとをお聞きするのを主としています。
何も相談事が無いという方にとっては沈黙の中での見学となります(笑)
いつもざっくばらんで大変好評なのでよろしければお出かけください。
数年目にいらした方とはいまだに毎週電話でお話ししています。
飼ってるワンちゃんを看取るまで動けないという
人数に限りがあるのでご予約をお願いします。
2014年4月16日水曜日
ご入居者と岐阜県美術館に行ってまいりました。
お目当ては今日から始まった企画「彫刻のさんぽ道」
ロダンやルノアールなどの錚々たる作家の彫刻を楽しみました。


 
 



ロダンの作品です











その帰りに美術館美術館近くのお寺によりました。
立政寺(りゅうしょうじ)という浄土宗の一見何の変哲もないお寺ですが実は
歴史上重要な舞台となった場所なのです。
織田信長が天下に号令をかけんと欲したとき、明智光秀の仲介で室町幕府最後の将軍
足利義昭と初めて面会したのがこのお寺。
たくさんのドラマや小説でそのシーンは数多く見てきました。足利将軍を奉じて上洛するという大義名分を得た信長がいよいよ天下統一に向けて動くという歴史上非常に重要な場所。
そんな場所がこの岐阜市のはずれにひっそりとあったというのも驚きですが岐阜というところは歴史の素材が非常に豊富な場所なのだとあらためて思いました。


← 足利将軍御座所の石碑
2014年4月15日火曜日
まだまだ夜は冷えます。
しかしチューリップが次々と咲きだしています。
今はいろいろな品種があって楽しませてくれます。

2014年4月14日月曜日
全国にフランチャイズ展開している老人ホームの幹部の方とお話しする機会がありました。
「数字が厳しい」「数字が大変」「数字が伸びない」と数字という単語を連発されていました。
入居率、退去率、回転率とかのほかに私の知らない何とかレシオとかという言葉もありました。
経営幹部ですから日々数字に追われているのでしょう。
そうするとご入居者を「数字」でとらえてしまうようになります。
私もかっては保険会社に勤務していましたのでお客様=数字という感覚はわからなくはありません。毎月ノルマに追われるのでやむを得ない部分はあります。
しかしどうも違和感を感じてしまいます。自分のホームのご入居者のことを思い浮かべると
その方々を数字に置き換えるという感覚がどうしても入ってこないのです。
それは現場のスタッフは皆そうでしょう。その方は経営幹部なので報告されてくる数値だけを見ているのでそのようになるのは必然です。
政治も同じで政治家も官僚も国民の生活現場に密着していないので消費税も社会保障費も机上で検討することになります。
それが間違っているわけではないですが要はバランス感覚ではないかと思います。
数字偏重になれば血の通った運営はできないし理想だけを追い求めると会社が傾いてしまいます。実は介護業界には後者の方が結構多いのです。理想を追い求めすぎて資金が無くなってしまったという話は本当に多いのです。結局ご入居者に迷惑をかけてしまうことになります。
お金儲けに走りすぎてもいけない。理想に走りすぎてもいけない。絶妙のバランスで運営するのが政治も経営も肝心でしょう(国の借金の金額をみると到底バランスがとれているとは思えませんが)

2014年4月9日水曜日

当社は8月末決算なので2月末が中間決算です。

昨日会計士より中間決算の詳細の報告を受けました。

売上高は前年対比3.3%増

総資産は508,236千円となり、半年間で4,143千円増加し担保力を増しました

負債総額は448,839千円となり同じく半年間で3,636千円減少しました。

借金が減るというのは気分の良い物です。

利益剰余金は56,424千円となり同3,614千円の増加となりました、

税引き前利益は7,815千円となりました。

預り金以外の手持ち資金は5000万円を超え、流動比率は500%を超えました。

基準が100%。200%以上が理想といわれている中でこの数字はかなり良いですとのことでしたが資金繰りに苦労している会社が多い中で本当にありがたいことです。

この会社(施設)はもはや私のものではなく、ご利用者、ご入居者、従業員のものです。その運営を託された責任は重く、この結果に慢心することなくさらに堅実で効率な経営に努めなければなりませんが必要な投資は行わなくてはなりません。その見極めが大切ですが3年前に行った太陽熱温水設置による省エネ効果がかなり顕著に出てきており、震災の影響で天然ガスの値段が上がってきている今、「やって良かった」投資でした。
2014年4月8日火曜日
本日はお花見お食事会でした。
岐阜城が正面に見えるホテルの最上階でフレンチのフルコースをいただきました。
皆さん楽しみにされていたようです。今回初めて家内も参加させていただきました。
ところが肝心の桜の木が病気で伐採されており、お花見とはいえませんでしたがお天気も良く長良川の清流も美しく食事会は予想以上に盛り上がりました。
とにかく食事がとても美味しかった!「ホームの食事とは違うな!」とM様。
「当たり前でしょ!こんなの毎日食べてたら病気になるでしょ!」とK様。そのやりとりに大爆笑。
皆様ワインも召し上がられて上機嫌。運転手の私はパイナップルジュース(美味そうだったんですよ!)あれ?S様がいない!何と昔の教え子が偶然にもお店のスタッフをされていてずっと向こうで話し込んでいたとか。苑長はウェイターにワインをこぼされたりハプニング続出でしたが非常に楽しい会でした。












金華山を正面に見て
2014年4月7日月曜日
白神康信先生主催のたくみの会セミナー参加のため大阪へ
強烈な寒さに驚きましたが会場の豊中市の体育館へ向かいました。
プライベートセミナーメンバーは先生厳選?の方々なのですが医療、教育関係者が圧倒的に多いです。熱心な方々というのは必然的にそうなっていくのでしょうね。
参加者11人のうち医師が3名、教員が3名、理学療法士1名、整体師2名、あと2名は介護関係(自分含む)不参加メンバーも医師、社労士、整体師の方々です。
そしてほとんどが武道、格闘技経験者です。もちろんそうでない方や女性もいます。
ネットの映像を見てしまうと武道格闘技経験者は本当だろうか?と思いますよね。
たくみの会の考え方はフィジカル(体)のありようがあらゆることに通じるというもの
人間はすべて生まれつきそういった能力を持っているが社会生活を続けていくと隠れてしまう。
そこでホコリを取り去ってやる。一生懸命訓練して何かを身に着けるわけではないのです。
介護には通用するけれど格闘技には通じないとか格闘技には通用するが人間関係には通用しないというすべてウソ。人間活動のあらゆることに通用しなければ意味はない。
相手を倒す=自分の言い分を押し通す。そして膠着状態となり衝突する。
そうではなくて相手を行けいれる。相手が話し出すとすべて聞き終える前に自分が話し出す人がいる。思い当たるな~。介護も武術もすべてコミュニケーション。相手の言い分をすべて受けきらなければつながりは断たれてしまう。
これらを介護動作に応用すれば本当に介護の世界に一大革命が起きる。何の筋力も使わずして介護動作が可能になる。しかも介護される方はその行為自体が癒しとなり機能回復となる。
今までの介護動作の考え方は人間=物という考えが根底にあります。それを何とか変えたいと考えています。
今回も抱き起しや立ち上がり移乗など困難とされている介護動作を初めてやる人がいとも簡単に行うので皆驚いていました。
5月の岐阜でのセミナー開催が楽しみです。



2014年4月4日金曜日
各務原市の要請を受けてまったく新しい形の施設が5月にオープンすることになりました。
岐阜県指定共同生活援助・共同介護生活事業所と長ったらしい名前ですが
簡単にいうと障害を持った方々を支援し社会活動に参画してもらえるよう援助することを目的とします。しょう害者の自立支援事業ですね。
私の母と妹が運営責任者となります。名前は「サーラ・ほのぼの」
高齢者介護はいまや国民的に認知されていますが障害者の問題は当事者以外無関心といっていいです。なぜそう言い切れるか?どこでお話ししても皆さん何もご存じないからです(まあ個人的な感想ですが)児童養護についても同様ですが意外なことに支援の輪が予想を超えて広がりつつあります。入所希望者も殺到しており新しい支援事業のはじまりになるのではと期待しているところです。
2014年4月3日木曜日
自分で自分のことはよくわからない、ということがあり、お世話になっている広告会社の方が
当ホームの良さをまとめてくれました。
「そんなことがアピールポイントになるの?」と思うこともあり、消費者意識を的確に把握するのはムズカシイとも思いました。
以下がそのポイントです。
☆安心してお住まい頂けるポイント
①土地も建物も自己所有である(両方とも賃借のホームは多いらしいです)
②敷地内に診療所と薬局と介護施設(通所、居宅)があること(介護施設併設は珍しくないですが
 
 
 
医療機関が敷地内というのもなかなか無いそうです。意外)ちなみに院長は当社役員です。
③災害に強い土地
 
  ●海抜35mと濃尾平野でも高台にあり洪水被害の心配が無い(伊勢湾台風時も被害ほとんど   
   なし)
  ●各務原台地の下には非常に固い岩盤があり地震に強い(前の市長が岩盤が固すぎてボーリング調査ができず追加予算を組んでやっと掘削したと耳にタコができるくらい話していましたね)
 確かに阪神淡路、東日本と二大震災のときもあまり揺れを感じませんでした。
 ●岐阜県は海が無い。したがって東海大地震がおきても津波の被害はない。(県民は海に憧れているのですが津波被害は確かに心配ないですね)
各務原は古墳時代から開けていた土地ですが(私の母校、蘇原小学校校歌にも「古く開けた各務野を~」とあります)過去に大きな災害が起きた記録がありません。
それが理由で軍事施設(旧陸軍航空省、現航空自衛隊岐阜基地)が作られたとか。
現存する日本最古の飛行場です(作られたのは日本で2番目)
たしかに災害で緊急出動できないと国防上大問題ではあります。
災害に強い土地ということで各務原に飛行場を作ったという話は私も昔聞いたことがあります。
*宮崎駿作品「風立ちぬ」でゼロ戦のテスト飛行をしたのは各務原飛行場です(史実)
☆快適に暮らしていただけるポイント
居室はおいといて・・・
西隣に大規模複合型商業施設「イオンタウン各務原」があり40以上の店舗や飲食店がある。
さらに東隣にはスーパー三心や美人の湯かかみがはら(温泉を毎日輸送するスーパー銭湯)
大型書店があり、それに引き寄せられるように内科や耳鼻科も開業している。
美人の湯は良いですね。私も家族とよく行きますし、ご入居者やスタッフもよく行ってるようです。
白鳥町がら直接運んでくる温泉はかなり良い泉質のようで寒い冬でも1日中ポカポカで肌もスベスベになります。ぜひ一度お試しを(美人の湯の宣伝みたいになってしまいました)
2014年4月2日水曜日
2年前からご指導いただいている白神先生のフェイスブックより転載させていただきました。

岐阜において今までの介護観の大逆転が始まっています。私が講師をさせて頂いている慎整体院さん主催の「すこやかでしなやかな体づくり教室」に職員さんを毎回お二人ずつ入れ替わりで連れて来られている介護事業経営の社長Tさんから介護現場で起きている大きな変化についてご報告がありましたのでご紹介します。

現場での変化ですが、大変拒否の強い認知症のN様のケースが最も大きい変化でした。その方は立ち上がらせようとして手を引いても強く反発され、誰も立ち上がらせることができない方です。体重もかなりあり、N様の誘導は一大決心をして気合を入れてから皆臨みますがなかなか大変です。しかし私と講習を受けたT(女性)、N(女性)の両職員だけはいとも簡単に立たせることができるようになり、何の拒否もないため他の職員を驚かせています。
両者はスタッフの中でもとりわけ体が細く、筋力も無いので余計に驚くのでしょう。他の職員は一応やり方を両者に聞いて試みますが立たせることができません。(つながり感も無く、腕の力だけで引っ張っているので当然ではありますが)『立つ気が無い人でも立たせることができる (というよりは立ってくれる)』
というのは今までの介護観が大逆転するほどの出来事でした。




このように、今までに何名かの職員さんが講習を受けて頂いており徐々に現場に浸透しつつあるようですが、2ヶ月に一回2名ずつでは全員が習得するまで時間が少々かかりますので事業所がある岐阜まで私、白神が出向いて直接講習をすることが決まりました。まずは岐阜から、まずは社長Tさんの事業所から
介護観の大逆転を浸透させていきたいと思います。






 




 
2014年4月1日火曜日
ホームの西にある新境川の百十郎桜が満開となりました。
川の両側にある千本近い桜が一斉に開花するとそれは見事で毎年大勢の人が花見に来ます。
今日銀行の偉い方と歓談し、「開業して10年以上存続できる企業は1割程度」というお話を聞きました。
当社はまる12年ですから何とか1割の中に入れたんですね。しかしそんなことはまったく意識していませんでした。
高齢者事業は参入が相次ぎ、いまやデイサービスセンターの数はコンビニと並んだとか。
どこの施設も新規の利用者や入居者は伸び悩んでいるようです。
ありがたいことに当施設はお客様からのご支持をいただき、順調に運営できています。
どうしてだろうと考えていますがハード面はまあよそに遜色は無いとは思いますがもっと豪華な施設は少なくありません。
お客様に尋ねても「ここが良い理由?何となく良いから」みたいな曖昧なお答えです。
今までいろいろな業者が来ては「これを導入すればお客が喜びます」「利用者が増えます」と言われてきました。でも「何となく」違うな~と感じて止めてきました。でも自分で「これいいんじゃない?」
と感じたことは結構まわりの意見も聞かず導入してきました。
実は人間の感覚はかなりすごいらしくて「感じたことはまず間違いない」らしいです。
何となく良いと感じたこと、楽しそうだと感じたことだけやってきた。しんどそうだ、面白くなさそうだと感じたことはしてこなかった。何という適当な生き方!でも人間楽しそう面白そうと感じるために生きているんです。
石の上にも12年、歯を食いしばってやってきました!というとかっこいいですがまったくそんなことはなく、石の上にもという気持ちでやってきたらスグに倒れてしまっていたのでは?と思います。
これを教えてくださった白神康信先生によって今当社は日本の介護を変えるべく準備しています。
これがもう本当にワクワクするようなことで詳しくはまたご報告したいと存じます



2014年3月30日日曜日
パスワード忘れてブログの更新が8か月も停滞してしまいました。
この4月でホーム開業まる12年、13年目に入ります。
開業当初、こんな田舎の大手でもない40名定員程度のホームなんかにご入居いただけるのかと思っていましたがこれまでに延べで72人もの方にご入居いただきました。
天に召されてお見送りした方も20数名に及びます。
恥ずかしながら13年目にして住宅型ホームの意義をご入居者から教わりました。
「介護にはある日突然なる。知らない施設へ連行され(お話のママ)初対面の人に服を脱がされる。どれだけやりきれないか当事者でないとわからないよね・・・住宅型っていうのはね、元気なうちに入って、社長さんともスタッフの方とも長くお付き合いするんですよ。お互い家族でもないし友人でもないしかといってお客と会社っていうわけでもない。気心知れた頼れる他人って本当に大切なんですよ。いつか介護を必要とする日が来てもその人達に頼めば全然大丈夫なの、住宅型の良さはここなのよ」私はこのご入居者の言葉に恥ずかしながら初めて自分たちの存在意義に気づかされました。
家族でもなく友人でもなく親戚でもなくかといってお客と割り切れるほどの関係でもない。。家族のような感覚で私の息子も懐いてしまうということはありますがそれでも親族ではない。でもイザとなったら実の親族とも衝突してしまいそうな自分に「何やってんだオレは?」ということもあり、ご入居者に教えていただくことは本当に多いと感謝する次第です
さて当社は今年、日本の介護を変える!という一大プロジェウトを計画しています。2年前から師事している