2014年4月2日水曜日
2年前からご指導いただいている白神先生のフェイスブックより転載させていただきました。

岐阜において今までの介護観の大逆転が始まっています。私が講師をさせて頂いている慎整体院さん主催の「すこやかでしなやかな体づくり教室」に職員さんを毎回お二人ずつ入れ替わりで連れて来られている介護事業経営の社長Tさんから介護現場で起きている大きな変化についてご報告がありましたのでご紹介します。

現場での変化ですが、大変拒否の強い認知症のN様のケースが最も大きい変化でした。その方は立ち上がらせようとして手を引いても強く反発され、誰も立ち上がらせることができない方です。体重もかなりあり、N様の誘導は一大決心をして気合を入れてから皆臨みますがなかなか大変です。しかし私と講習を受けたT(女性)、N(女性)の両職員だけはいとも簡単に立たせることができるようになり、何の拒否もないため他の職員を驚かせています。
両者はスタッフの中でもとりわけ体が細く、筋力も無いので余計に驚くのでしょう。他の職員は一応やり方を両者に聞いて試みますが立たせることができません。(つながり感も無く、腕の力だけで引っ張っているので当然ではありますが)『立つ気が無い人でも立たせることができる (というよりは立ってくれる)』
というのは今までの介護観が大逆転するほどの出来事でした。




このように、今までに何名かの職員さんが講習を受けて頂いており徐々に現場に浸透しつつあるようですが、2ヶ月に一回2名ずつでは全員が習得するまで時間が少々かかりますので事業所がある岐阜まで私、白神が出向いて直接講習をすることが決まりました。まずは岐阜から、まずは社長Tさんの事業所から
介護観の大逆転を浸透させていきたいと思います。






 




 

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