2021年3月11日木曜日
東日本大震災から10年が経過しました。義弟が気仙沼出身ということもあり非常に心配しました。 津波や原発事故で日本はどうなってしまうかと不安な気持ちになりました。 10年後の今、日本はもとより世界中が感染症で大きなダメージを受けました。 地震も疫病も地球に生きている以上避けられない災害ではあります。 当社も大きな影響を受けました。 「高齢者施設は感染リスクが高い」という風評被害です。 統計上決して高いわけではありませんが報道されると高齢者施設でばかり感染が起きていると刷り込まれます。 人口の0.4%しか感染していないのにマスコミによる印象刷り込みは非常に大きな影響があります。 日本では毎年115万人程度が亡くなりますが今年度は前年より2万人ほど死者数が減りました。 マスクや手洗いにより、感染症で亡くなる高齢者が減ったからです。 当施設でも今年は一人も感染症にかかっていません。 これは開業以来初めてで、改めて感染対策や衛星管理の重要さを認識しました。 2017年にインフルエンザが大流行した時は6名の方が亡くなられました。 そのため私たちはインフルエンザの方が実感として恐ろしいと感じています。 新型コロナも恐ろしいのですがいまだ従業員も入居者様もそのご家族も感染した方がいないので今一つピン とこないのかもしれません。 まだまだ収束には程遠く、気を緩めることなく予防に努めます。

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